
2007年5月現在、携帯サイトにおいてもSEOが重視されるようになってきました。そこで携帯サイトにおけるSEOについて書いてみたいと思います。
携帯サイトのSEOというのはまだはっきりとした方法がわかっておりません。何が分からないかというと検索エンジンが何をもって携帯サイトとするのかがはっきり分からないためです。半角カタカナが含まれている比率だとかページの容量だとかの予測は聞いたことがありますが検索エンジン側が情報をまだ公開していないので推測の域を出ません。
わかっているのは検索エンジンのクローラーがUserAgentを携帯のものにしてアクセスしてくることくらいでしょうか。その際にこちらのサーバーが吐き出すHTMLがPCサイトのものと大きく違う場合は携帯に対応していると見るのでしょうか。PC/携帯でCSSのみを切り換えてHTMLは全く同じというサイトもあるでしょうしどのように携帯に対応しているかを判断しているのかよくわかりません。
ただし、Googleウエブマスターツールを利用することでCHTML・WML・XHTML Mobile Profile向けのURLを通知することが出来ます。Googleはこの情報も活用しているはずですので是非登録しておきましょう。この場合指定したマークアップ言語で作成されたページでなくてもエラーにはならないようですが十分な効果があるのかはわかりません。Yahoo!、MSNについてはよくわかりませんが双方ともディレクトリのようなものがあるので登録しておきましょう。登録していることでロボット検索の結果に影響を与える可能性は十分に考えられます。
重要なのは携帯サイトといえどPCからのアクセスを排除しないことです。クローラーがページの内容を閲覧できないことには検索対象とならないのは明らかな為です。各検索エンジンのクローラーのIPアドレスと携帯電話のIP帯域のみ閲覧を許可するという方法も考えられますがメンテナンス性を考えても携帯キャリアの公式サイトでもない限り完全にアクセス制限を取り払ってしまうのが良いと思います。
PCサイトではGoogle/Yahoo!/MSNが主体でしたが携帯サイトではこれらに加え大手サイトに採用されていることが多いのでCROOZ!やSeaftyへの対応も行うと吉。携帯サイト向け検索エンジンもチェックしてください。一部の検索エンジン(ギガサーチなど)ではその検索エンジンへのリンクや検索フォームの設置で表示順位が変わるところもあります。
PCサイトでは正しい文法でマークアップすることで検索エンジンによりページのことを理解してもらえるといった内容が記載されている場合もありますがモバイル検索の場合は有効であるかはわかっていません。
しかし、PC/携帯サイトを問わず正しい文法でマークアップすることは管理サイトのメンテナンス性を上げるのは間違いなく、検索エンジンが見出しに含まれるキーワードを重視するなどSEO上有利になるということも十分考えられます。携帯サイト検索においてもそのようなアルゴリズムになる時が来たとしても何ら不思議ではない為今のうちから正しいHTMLを書くのが好ましいと言えます。
古い携帯電話の場合CSSにも対応せずまともにレンダリングしてくれないなどで苦肉の策として誤ったマークアップをしているサイトもあるかと思いますが、現在はCSS対応機種(au、SoftBank)が主流でCSSで見栄えを調整する方向に持っていくのが良いと思います。唯一ドコモの携帯電話ではCSSに対応していませんでしたがFOMA902iシリーズ以降のようにNTT DoCoMoの機種でもインラインスタイルに対応するなど徐々にではありますがauやSoftBankの携帯のようになってきていますのでいずれ完全に対応するようになるのではないかと思います。
そのページのタイトルは適切に付けることが望まれます。PCサイトでも同様ですがtitle要素はその文書をまとめた題名にすべきです。SEOの観点からも携帯向け検索エンジンから重視されているのは間違いありません。無料レンタル携帯スペースなどでtitle要素がサイト名になっていたり設定されていないサイトが多いのはお気付きかと思いますが、このような携帯サイトの現状では設定するだけで最適化させていると言えます。
以上のように携帯サイト向けのSEOは当たり前のことをし、検索エンジン側のレベルアップを待つのが現在出来る最善の策なのではないかと私は考えます。将来マイナスにはならないだろうと思われるPCサイト向けのSEOの手法は今すぐやっておいて問題ないと思います。